多くの主力が去るなか、なぜ37歳の岡崎慎司と契約延長? STVV新監督が絶大な信頼を明かす「オカザキは私にとって右腕的存在」

2023年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

インサイドハーフでもプレーした昨季は30試合で1G2A

新シーズンも複数の日本人選手と共にSTVVで戦う岡崎。(C)STVV

 ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)の2023-2024シーズン始動記者会見が7月20日に行なわれ、トルステン・フィンク監督が出席。岡崎慎司との契約を延長した理由を明かした。

 現在37歳の元日本代表FWは、無所属での練習参加から昨夏にSTVVに入団。本職ではないインサイドハーフでも出場するなど、プレーの幅を広げ、最終的に30試合で1ゴール・2アシストという結果を残した。

 以前にはヴィッセル神戸でも指揮を執り、今夏にSVTTに就任したドイツ人指揮官は、多くの主力がチームを去るなか、契約を更新した岡崎について次のように語った。
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「オカザキは非常に経験が豊富だ。彼の経験は、我々が難しい局面を前にした時に、非常に重要になる。ドイツなど他のリーグで、すごく成功した選手だからね。年齢は上の方になるが、日本人選手との懸け橋の役割も担ってくれている。日本人選手がどのように感じているのか。ピッチ内外で、普段の生活でもオカザキの経験は、非常に大事に感じている。

 彼の経験は、日本人選手だけではなくて、全ての選手や我々コーチスタッフにとっても、すごく良い影響がある。オカザキは私にとって右腕的存在だ。彼を1つの重要なポジションとして置いて、チームを1つにまとめ上げる仕事を今している。オカザキは経験やキャラクターでしっかり選手と対話してくれて、上手くバランスを取ってくれる存在だ」

 SVTTにはシュミット・ダニエル、橋岡大樹、そして新加入の小川諒也、伊藤涼太郎、山本理仁も在籍。そうした日本人選手はもちろん、監督を含めたコーチ陣にとっても、岡崎は不可欠な存在のようだ。指揮官が発した「右腕」という言葉が印象的だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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