７月19日、横浜F・マリノスとセルティックが国際親善試合で対戦。日産スタジアム凱旋となった元横浜の前田大然がハットトリックを達成し、スコットランド王者がリードして折り返すも、J１王者が宮市亮の２発などで後半に逆転し、６－４で打ち合いを制した。

　試合後に目についたのが、セルティックの旗手怜央と、横浜の藤田譲瑠チマが話し込む姿だ。２人のMFはおよそ２分もの間、何やら言葉を交わしていた。

　いったい何を話していたのか――。ミックスゾーンで藤田に尋ねると、４歳年上の先輩とのやり取りを、こう明かしてくれた。

「自分、海外志向があるので。そういったなかで栄養士の方が繋がっていて、食事のことだったり、あとは生活とか。徐々に慣らしていくのがいいんじゃないって」
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　U-22日本代表としても活躍するホープはさらに、間近で見た旗手のプレーについても語った。

「身長とかはそんなに大きくないけど、身体の使い方とか、身体を当てるタイミングがすごく上手。ああやって上手く使えれば、相手がデカくても通用するかなっていうのは感じました」

　中３日で迎えるマンチェスター・シティ戦は「楽しみです。ビビらずに自分のプレーを出して、勝てればいいなと思います」と力強く語った藤田。屈強な外国人選手に囲まれたなかでも、自分の持ち味を発揮し続ける旗手は、憧れの海外に向け、ロールモデルの１人だ。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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