日本人５選手を擁するセルティックは７月19日、日本ツアーの初戦となる横浜F・マリノス戦に臨み、４－６で敗れた。

　プレシーズンマッチで、相手はJリーグ王者だったとはいえ、褒められた内容でない。とりわけ酷評されているのは、GKのジョー・ハートだ。前半のみで交代したため、２失点だけだったが、４分にスルーパスを掴み損ねてアンデルソン・ロペスに先制点を奪われたからだ。

　スコットランドメディア『footballscotland』は「（ブレンダン・）ロジャース監督の主な懸念はおそらく、彼のチームが後方で見せた守備の脆弱さであり、簡単に避けられたかもしれない、いや避けるべきだった不用意なゴールを決められた点だろう」と綴り、こう続けている。

「負傷中のキャメロン・カーター＝ヴィッカーズの不在により、セルティックがゴール前にボールを持ち込ませない能力が低下しているのは間違いなく、ジョー・ハートのボロボロのプレーもまた、新たな第１キーパーを見つける必要性についての疑問を引き起こした」

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　同メディアは、「どういうわけかまっすぐなクロスをアンデルソン・ロペスにパスし、流し込まれて先制点の責任を負った。スコットランドで同じことをしても、彼は無事で済むかもしれない。だが、チャンピオンズリーグ（CL）でそれをやれば、隠れる場所はない」と糾弾。次のように主張した。

「セルティックファンにこの夏に強化を優先するポジションを尋ねると、ほとんどの人がゴールキーパーと答えるだろう。今日のパフォーマンスから判断すると、現在の第１GKであるハートの不安定なプレシーズンの成績を経て、ロジャース監督も同意するかもしれない」

　昨シーズンは３冠達成に貢献した36歳は、新指揮官の信頼を勝ち取れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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