「ヒットマンがかつての本拠地で話題をさらった」3トップ“中央”で起用の前田大然、ハットトリック&献身守備に英紙も高評価

2023年07月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

6分、21分、42分にネットを揺らす

横浜戦で攻守に躍動した前田。写真:福冨倖希

 ジャパンツアーを展開中のセルティックは7月19日、国際親善試合で横浜F・マリノスと対戦し、4-6で敗れた。

 スコットランド王者にとっては悔しい結果となったが、イギリス紙『Daily Record』は、古巣相手に3得点の前田大然を高く評価している。

 1点ビハインドの6分に同点弾を決めた前田は、21分、42分にもゴールを挙げて、前半だけでハットトリックを達成。慣れ親しんだ日産スタジアムで躍動した。
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 この活躍に同紙も「ヒットマン前田がストライカーとして、前半で3つのゴールを奪い、かつての本拠地で話題をさらった」と称賛している。

 2022-23シーズンのセルティックでは、左ウイングを主戦場としていた前田だが、ブレンダン・ロジャース新監督は3トップの中央で先発起用。同紙は「彼がよく知る役割であり、代表チームでもプレーすることが多く、実験ではなかった」とし、そのパフォーマンスをポジティブに伝えた。

「指揮官は前田に興奮したことだろう。前田は完全に暴走した。冷静にハットトリックを達成しただけではない。執拗なプレッシングでDFを脅かし、巧妙なトリックやフリックを繰り出した」

 新体制の初陣で前田は持ち味を遺憾なく発揮した。昨季は古橋亨梧が務め、ゴールを量産した中央のポジションだが、新シーズンは前田も名乗りを上げるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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