７月19日に行なわれる横浜F・マリノス対セルティックを前に、試合会場の日産スタジアムで会見を実施。後者からはブレンダン・ロジャース監督と前田大然が出席し、日本人選手の特長を語った。

　昨シーズンまでは元横浜監督のアンジェ・ポステコグルー（現トッテナム）が率いていたこともあり、セルティックには前田に加え、古橋亨梧、旗手怜央、岩田智輝、小林友希と日本人５選手が在籍する。

　この点を踏まえ、「セルティックジャパンツアー2023」のオフィシャルサポーターを務める『ASH DA HERO』のボーカルASHさんが、「日本人選手が海外リーグで活躍するポイントはどこにありますか？」と質問。

　すると、ロジャース監督は「ASH、こんにちは。歌を歌ってくれるのかと思ったよ」と笑いを誘ったあと、レスター時代に指導した岡崎慎司（現シント＝トロイデン）にも触れ、こう考えを明かした。
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「日本人選手の特長は、非常に謙虚である点だ。レスターで短い間、監督をしていた時にも、シンジと接点があった。その時にやはり感じたことと同じで、驕らない態度、ハードワーク、かなりの質の高さ。

　それから、何年間も海外でプレーをしている日本の選手を見ると、戦術的なアイデアにも長けている。だからスコットランドに限らず、イギリス全体で、ドイツでも大きな成功を収めているんだと思う」

　続けて前田も「日本の良さは本当に、監督も言ったように、謙虚で、チームのために何より戦うところ」と発言。そのうえで「セルティックは全員がそれをできるので強い。そういうところを期待してもらえれば」とアピールした。

　新シーズン、前田ら日本人クインテットはチャンピオンズリーグでも飛躍を遂げ、年々高まるサムライ戦士の評価を、もう１つ上のレベルに持って行けるか。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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