セルティックは先日、次々に主力との契約を延長した。OBのフランク・マカベニーは、旗手怜央とも新契約を結ぶべきと考えている。日本代表MFの長期的な残留だけではなく、移籍することになってもクラブが利益を得られるようにするためだ。

　ここ２シーズンのスコットランドで支配的な強さを誇ったセルティックだが、その立役者であるアンジェ・ポステコグルー監督がトッテナムに移籍。さらにジョッタが話題のサウジアラビアへと去った。

　しかし、さらなる主軸の移籍の噂も絶えなかったなか、クラブは古橋亨梧や前田大然との契約を2027年まで延長。主将カラム・マグレガーとは2028年までの新たに５年契約を結んでいる。

　マカベニーは『Football Insider』で「ハタテとの契約を延長してほしい。たとえ延長したとしても、違いはないだろうけどね。彼がこれまでのようにプレーすれば、彼のことを欲しがるはずだからだ。彼はプレミアリーグでも輝けるような選手。適応できるはずだ」と話した。

「新契約を結べば、移籍でより多くの金を手に入れることになる。それは救いとなるかもしれない。私はハタテと契約延長してほしい。彼が移籍すれば大金を手に入れられるし、残留すればキョウゴ、マグレガー、マエダと一緒に続けていくことになるからだ」

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　この夏はサウジアラビアからの巨額オファーも噂になった旗手。本人は今月４日に配信された『DAZN』の番組「やべっちスタジアム」にVTR出演した際。今後プレーしてみたいリーグについて、「プレミアだったり、そういう高いレベルのところで、一生に一度できるかできないかの舞台なんで、プレーできるのであれば、チャレンジしたい」と話している。

　そのうえで、「ただ今は自分がいるチームで、まず自分のやるべきことをしっかりやることが最優先」とも強調。セルティックで自らの役割を果たすとも述べていた。

　さらなる飛躍を目指す旗手と、できる限りチームに残したく、放出せざるを得なければ高値で売却したいセルティック。両者は契約延長についてどのように考えているのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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