アーセナルのミケル・アルテタ監督が、期待の新戦力デクラン・ライスについて語った。クラブ公式サイトが７月17日付けで伝えている。

　24歳のイングランド代表MFは、2017年にトップチームでデビューを果たして以来、ウェストハム一筋で活躍。昨シーズンは、キャプテンとしてヨーロッパカンファレンスリーグ優勝に大きく貢献した。ポテンシャルが高く評価され、アーセナルへの移籍金はイギリス人史上最高額の１億500万ポンド（約192億円）に上る。

　アルテタ監督は「ライスがもたらす資質は何か」と問われると、「リーダーシップ、オーラ、このリーグでの経験。チームを違う次元に導いてくれるだろう」と回答。大きな期待感を漂わせた。

「私は彼を灯台のように見ている。他の選手を照らし、向上させ、チームをより良くしてくれる。彼の話し方、野心、ゲームへの情熱は、まさに我々が必要としているものだ」
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　もちろん目標は、昨シーズンは惜しくも逃したプレミアリーグ制覇だ。

「最終的には自分たちのプレーで全ての試合に勝つ必要がある。そのためには、プレシーズンで改善し、取り組まなければならないタスクがある。昨年の結果を見れば、次はどうするのかと多くの人が考えるだろう。他のチームもそうしているように、私たちもいくつか重要なサインをした。我々はアーセナルであり、課題に対応しなければならないのは確かだ」

　アーセナルはライスに加え、カイ・ハバーツ、ユリアン・ティンベルも獲得。守備のキーマンであるウィリアム・サリバと冨安健洋も怪我から復帰を果たした。

　アルテタ体制５年目で20年越しの覇権奪回へ、準備を着々と進めている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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