名手も苦笑いだ。

　川崎フロンターレは７月16日に、ファン感謝デーを実施。恒例の"掴みの挨拶"は、高卒ルーキーの名願斗哉と、ユース昇格１年目の松長根悠仁が務めた。

　名願が「緊張するなあ。何か考えてきた？」と聞けば、松長根は「いや、何も考えてきてないよ」と応じる。「何で考えてないんだよ！」「お前だろ、おい！」と取っ組み合う２人。「やめろ、やめろ」と家長昭博が仲裁に入る。

　お笑いコンビ・鬼越トマホークの鉄板ネタが展開されるなか、松長根が一喝する。

「うるせーよ！お前、昨日冷静にPK外しすぎだろ！」
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　ファン感の前日、川崎はJ１第21節で横浜F・マリノスと対戦。終了間際の車屋紳太郎の劇的なゴールで１－０の勝利も、家長は73分、PKを失敗。相手GKが弾いたボールはバーに当たり、ゴールはならなかった。

　恐縮するベテランに、名願が追い打ちをかける。

「すみません。本当は思っていないと思うんですけど、そのバーに当たったあととか、ちゃんとこぼれ、詰めていたら、もう一回決めれたんじゃないかなと思っているだけだと思います」

　このやり取りに、鬼木達監督も大爆笑。続けて、餌食になったのは車屋。「うるせーよ！お前、昨日決めたあと、もっと喜べよ！」「すみません。本当は思っていないと思うんですけど、ネットにずっと絡まったままだったんで。もっと他に良いパフォーマンスがあったんじゃないかと思っているだけだと思います」とイジられていた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】川崎のファン感。家長のPK失敗がネタに

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