現役時代にトッテナムなどでプレーしたジェイミー・オハラ氏が、アーセン・ヴェンゲル氏とは真逆の意見を述べた。英メディア『SPORT BIBLE』が７月17日付けで伝えている。

　アーセナルで長期政権を築いたヴェンゲル氏は、イギリス人史上最高額の１億500万ポンド（約192億円）で獲得したデクラン・ライスに加え、カイ・ハバーツ、ユリアン・ティンベルを迎え入れた古巣を称賛。「良い投資をしたね。全体的に良い買い物だ。23、24歳で成熟した選手だし、まだ若いから数年は一緒にいられるだろう」と語った。

　さらに20年ぶりのプレミアリーグ制覇をかなり現実的な目標として捉え、「アーセナルは今、良い財政状況にあり、リーグを制覇できる選手を手に入れた。優勝すると信じている。簡単な話だ。アーセナルに対する疑念は少ない」とまで言い放った。

　一方で、オハラ氏はハバーツを酷評。6500万ポンド（約118億円）で、チェルシーから加入した24歳のドイツ代表FWを次のようにこき下ろした。
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「調子に乗るのはやめよう。カイ・ハバーツって何だ？ 彼は納屋のドアさえ叩けないんだ。チェルシーに相応しくなかったから、彼らは放出したんだろ？ カイはアーセナルで完全に失敗するだろう。機能するとは思えないし、彼らの型にハマるとも思えない」

　チャンピオンズリーグのファイナルで決勝点を奪い、チェルシーを欧州制覇に導いた経験も持つハバーツ。新天地でレジェンドの予言を的中させる活躍を見せ、トッテナムOBの間違いを証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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