【なでしこジャパン5-0パナマ|採点&寸評】2G1Aの長谷川が出色の出来!清水と藤野も「7」の高評価に

2023年07月14日 渡邊裕樹(サッカーダイジェストWeb編集部)

最終ラインでは若手の石川を先発起用

【警告】日本=なし パナマ=ゴンサレス(39分)、サラサル(68分)、エスピノサ(85分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長谷川唯(日本)

[MS&ADカップ2023]日本 5-0 パナマ/7月14日/ユアテックスタジアム仙台

 7月14日、日本女子代表はMS&ADカップ2023でパナマ女子代表と対戦した。今夏の女子ワールドカップ前最後のテストマッチで、システムは3-4-2-1を採用。
【PHOTO】なでしこジャパンのパナマ戦出場17選手&監督の採点・寸評。4人が「7点」以上の評価。MOMは攻守で文句なしのプレーを披露した14番
 GKに山下、3バックは右から石川、熊谷、南。右のワイドに清水、左は遠藤、ダブルボランチに長野と長谷川。シャドーは藤野と宮澤。1トップに田中が入った。

 前半はボールを保持する時間帯が長かったが、最後のところでかみ合わず、なかなかゴールを割れない。それでも33分、先制点を奪取。長谷川のロングパスに右サイドを駆け上がった清水が狙いすましたループショットでネットを揺らす。37分には長谷川が田中のスルーパスに反応し、追加点を奪った。

 後半の立ち上がりは相手に押し込まれる場面もあったが、59分の藤野、61分に長谷川がゴール。アディショナルタイムには南がダメ押し弾を決めて、5-0で勝利を収めた。
 
▼日本女子代表のチーム採点「7」
 6月27日からの国内合宿では「フィジカルのコンディションを上げていきたい」と話していた池田監督の言葉通り、なでしこジャパンは全選手が動きの良さを見せていた。

 33分の清水の得点が生まれるまで時間はかかったものの、37分に長谷川、59分に藤野、61分に再び長谷川がゴールを決め、アディショナルタイムには南がダメ押し点と、5-0で完勝した。
 
 最終ラインでは若手の石川を先発起用し、後半の途中からは長期の負傷明けの高橋を試運転させるなど、多くの選手に実戦経験を積ませるなど、多くの収穫を得た。

 マン・オブ・ザ・マッチは2ゴール・1アシストの長谷川。守備でも攻撃でも日本の中心として、出色の出来を披露した。

取材・文●渡邊裕樹(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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