【J1・J2移籍動向】湘南のサイドアタッカー古林将太が名古屋へ。昨季チームナンバーワンのクロッサーを活かせるか?

2016年01月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

昨季終盤はシャドーとして躍動。

昨季は26試合・3得点の結果を残した古林。ジュニア時代から過ごした湘南を退団し、名古屋に新天地を求めた。写真:徳原隆元

 J1の名古屋は1月11日、湘南から古林将太を完全移籍で獲得すると発表した。古林は初めての完全移籍となる。

【J1・J2移籍動向】最新移籍リスト
 
 2015シーズン、古林は26試合・3得点・2アシストの成績を残し、湘南のJ1残留に貢献。シーズン序盤こそ調子の波があり出番が限られたが、徐々にキレを取り戻して終盤戦はシャドーとして躍動し、2試合連続ゴールを決めるなどの活躍を見せた。またクロス数はチーム内トップを誇り、右サイドからのアタックを支えた。
 
 一方、小倉隆史新監督を迎える名古屋は、外国籍選手3名と闘莉王が退団。新体制下で主軸の顔ぶれも大きく入れ替わることになる。これまで右サイドは矢野貴章、小川佳純らが担ってきたが、ここに古林が加わり新たなポジション争いが展開されることになりそうだ。
 
 古林はクラブを通じて、次のコメントを残している。
「名古屋グランパスに加入できることを幸せに思います。これまで学んできた自分の全てを出し、チームのために貢献できるように全力を尽くします。また、サポーターの皆さんと一緒に闘えることを楽しみにしています。ひとつでも多くの勝利、タイトルを獲得できるように、共に頑張りましょう」
 
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