横浜F・マリノスの宮市亮が７月13日、「Jリーグワールドチャレンジ2023」を中継する『Lemino』の取材会に出席した。

　昨季J１を制し、今季も首位を走る横浜は、７月23日に国立競技場でプレミアリーグ王者であり、欧州王者でもあるマンチェスター・シティと戦う。

　高校卒業後に加入したアーセナルなどを経て、2021年夏からトリコロールを身にまとう宮市は、「昨年、自分たちも優勝してますし、プライドもある。相手は本当に世界一のチームですけど、やっぱり日本の王者として、プライドを懸けた戦いになると思いますし、白熱した戦いを見せたい」と力強く意気込む。

　シティとはボルトン時代に対戦経験がある。宮市は当時、19歳だった。

「10年以上経った今、個人的に自分がどれだけシティにやれるのか。チームとしても自分たちのサッカーがどれだけできるのか、日本の王者としてどれだけ世界に、王者に立ち向かっていけるのか、そういうところが楽しみです」
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　特に対戦が楽しみな選手には、加入１年目から53試合で52ゴールを奪った"怪物"アーリング・ハーランドと、プレミアリーグを席巻した三笘薫も抑え込んだ"対人モンスター"、カイル・ウォーカーの名を挙げた。

「ハーランドがどれだけ凄いストライカーなのかなって。あれだけ世界最高峰のリーグで得点を重ねるのは尋常じゃないので、個人的にはすごく楽しみです。ウォーカー選手は、対面で当たる可能性がありますよね。自分のボルトン時代、彼はトッテナムにいて、僕は右サイドをやることが多かったので、逆サイドで、あまり対峙する機会はなかったんですけど、こうして世界最高峰のサイドバックとまた対戦できるのは楽しみです」

　各ポジションにトップクラスの選手を揃えるタレント軍団を相手に、宮市を擁するマリノスはJリーグ王者の底力を見せられるか。

取材・文●有園僚真（サッカーダイジェストWeb編集部）

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