「イタクラはキムではない」板倉滉のナポリ移籍に伊メディアが見解!会長は「日本人選手がとても好き」

2023年07月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「韓国人選手が去り、我々は日本人選手を取る」

セリエA王者ナポリへの移籍が近いとされる板倉。(C)Getty Images

 ボルシアMGの板倉滉は、イタリア王者ナポリへの移籍の可能性が取りざたされている。

 ナポリは昨季のセリエA年間最優秀守備選手に輝いた韓国代表のキム・ミンジェが、バイエルンへの移籍に迫っている。その後釜として噂にあがっていたひとりが板倉だ。

 キムの成功とその反響を受け、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、以前から日本人選手への関心を公言してきた。板倉獲得の報道が熱を帯びるなか、同会長は7月10日、日本市場を意識していることを隠していない。

『calciomercato.com』によると、デ・ラウレンティス会長は「イタクラと日本市場? あそこの市場は私の考えのトップにある。問題は、託したい役割に合った選手を見つけることだ」と話した。

「私は日本人選手がとても好きだ。ずっと前から言っている。韓国人選手が去り、我々は日本人選手を取る。役割や、ほかとプレーするのに適した特徴かを理解しなければいけない。4-2-3-1にするために4-3-3を捨てたくない。非常に強い中盤を保たなければならない。強力な中盤は守備にもうまく機能するからだ」

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 同メディアは「イタクラはキムではない。共通する特徴はあるが、異なる選手たちで、比較すべきでない」と指摘したうえで、「何が足りないのか? 会長が早くに決断することだ。会長はまだ選ばなければいけない」と続けた。

「デ・ラウレンティスは日本人選手の獲得を望んでいる。イタクラはナポリを望んでいる。足りないのは少しばかりだ。そして結論が出るだろう」

 ナポリの提示額とボルシアMGの要求額の差は300万ユーロ(約4億5000万円)と言われる。選手本人はナポリ移籍を受け入れているとの噂もある。合意が近いとも報じられるなか、デ・ラウレンティス会長は板倉獲得を決めるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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