「不愉快だ!」韓国“二大スター”のメガクラブ行きに中国メディアがつらい心情を吐露「どうすれば嫉妬や苦悩を感じずにいられる?」

2023年07月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

5大リーグに中国人選手がいない

マジョルカからの完全移籍でパリSGと2028年夏までの5年契約を結んだイ・ガンイン。(C)Getty Images

 中国のサッカー関係者たちが劣等感に苛まれているようだ。

 7月11日、同国のウェブメディア『iNEWS』は「不愉快だ!韓国の二大スターが巨人に加入。日本のゴールキングはプレミアリーグで驚異的。5大リーグでプレーする我らの選手はゼロ」と題した記事を配信。イ・ガンインのパリ・サンジェルマン加入が正式に発表されたことに加え、ナポリのDFキム・ミンジェのバイエルン入団が迫っている事実を伝えると、「2人の韓国人選手が欧州の強豪でプレーすることになり、本当に羨ましいかぎりだ!」と嘆いている。

 さらに、ソン・フンミン(トッテナム)を「韓国人選手たちのリーダー」と称え、ファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)、イ・ジェソン(マインツ)、チョン・ウヨン(フライブルク)と5大リーグで活躍する他の選手にも言及し、韓国人プレーヤーたちの隆盛を紹介した同メディアだが、ここで「しかし」と話題を転換。「昨季の5大リーグで最高の成績を収めた東アジアの選手は韓国人ではない」と記し、日本代表アタッカーをこう絶賛した。

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「抜群の突破力でプレミアリーグを驚かせたブライトンの日本人ウインガー、三笘薫だ」

 そして、やはり5大リーグに所属する冨安健洋(アーセナル)や久保建英(レアル・ソシエダ)ら複数の日本人プレーヤーを紹介。つらい心情を吐露しながら記事を締め括っている。

「我々はどうか? ウー・レイがラ・リーガを離れて、中国スーパーリーグに戻ってきて以来、5大リーグに中国人選手がいない。どうすれば嫉妬や苦悩を感じずにいられるのか?」

 5大リーグで名を馳せる中国人スターの台頭が待たれるところだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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