アトレティコ・マドリーからチェルシーに期限付き移籍していたジョアン・フェリックスは、完全移籍せずにアトレティコへ復帰した。ただ、チームでは難しい状況に立たされているようだ。

　スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』によれば、プレシーズンのトレーニングキャンプが始まったアトレティコで、J・フェリックスはアカデミーの選手たちと練習していたという。
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　トップチームの戦術トレーニングでは「（J・フェリックスよりも）チーム内での序列も重みもはるかに低い選手がいた。彼らこそ、アカデミーの選手たちと一緒に練習するべきだろう」と報じられているが、J・フェリックスはトップの練習に参加することが許されず。

　以前に着けていた背番号「７」も、新シーズンからはアントワーヌ・グリーズマンが背負うなど、チーム内での序列はそこまで高くないようだ。同紙は「J・フェリックスのしぐさは、身体はここにあっても心は別のところにあるようだった」と、気持ちはアトレティコにはない様子だったことを示唆した。
 
　パリ・サンジェルマンや古巣のベンフィカなどが獲得に興味を示しているが、今後の動向に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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