プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは今夏、チェルシーからメイソン・マウントを迎え入れた。地元紙『Manchester Evening News』によれば、噂に挙がっている浦和レッズのGK鈴木彩艶を含め、さらに３人の獲得を目ざしているようだ。

　すでにユナイテッドは、アタランタのデンマーク代表FWラスムス・ホイルンド、インテルの元カメルーン代表GKアンドレ・オナナの獲得に向けて両クラブにオファー。提示額が低く一度は断られたものの、再度オファーする構えだと伝えている。
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　そして、３人目に挙げられているのが浦和の鈴木だ。「ユナイテッドはまだ鈴木にオファーを出していないが、代理人と話し合いを行なっている」と20歳のGKを高く評価しており、関心を寄せているようだ。

　８日にはダビド・デ・ヘアが退団し、2022-23シーズンはノッティンガム・フォレストに期限付き移籍していたディーン・ヘンダーソンも退団を希望している。「ユナイテッドは２人のGKを補強する計画を立てている。補強が上手くいけば、オナナが先発の第１候補となり、鈴木とトム・ヒートンが２番手を争うことになる」という。
 
　新シーズンからプレミアリーグの労働許可証のルールが緩和され、資格外の選手も４名まで登録できるようになった。もし鈴木のユナイテッド移籍が実現すれば、まずは控えの座を争うことになりそうだ。「３人を獲得できれば、堅実な夏」とも報じられているが、日本の若きGKのイングランド挑戦はあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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