トッテナムのリシャルリソンが、アントニオ・コンテ監督からの"お叱り"を振り返った。英紙『Daily Mail』が伝えている。

　26歳のブラジル代表FWは、昨夏にエバートンからトッテナムに加入。ハリー・ケイン、ソン・フンミンとの強力３トップ結成に期待が高まったが、思うような結果を残せず。プレミアリーグでまさかの１ゴールに終わった。

　相当にフラストレーションを溜めていたのだろう。ミランにチャンピオンズリーグ決勝トーナメントで敗れた後に、怒りが爆発。「出場時間不足のせいで今シーズンは最低」「途中出場ではなく先発すべきだった」とぶちまけた。

　このインタビューは大きな話題となり、翌日にアントニオ・コンテ監督は「利己的だ」と非難した。もっとも、コンテ監督も後にクラブの体質を猛批判。そのまま喧嘩別れ同然で去っていった。

　闘将のブチギレは、ロッカールームでもあったようで、リシャルリソンはポッドキャスト『Que Papinho』でこう明かした。
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「プレータイムが必要だとインタビューで発言したのは間違いだった。謝罪したら、彼は僕を罰せられると言った。自分が指揮官だと示すために、僕を叱ったんだ。それが彼のやり方だ。ほぼ２時間、そこにいる全員の前で叱った」

　野心を隠さないセレソン戦士は先月、「レアル・マドリーは世界最大のクラブだ。でも僕にはクラブがあり、契約がある。トッテナムが自分を高額で買った理由を証明しなければならない。とはいえ、マドリーでのプレーはどんな選手でも夢見る」と口にした。

　ファンの期待を大きく裏切ったリシャルリソンは、アンジェ・ポステコグルー新監督の下、移籍金6000万ポンド（約99億円）の価値を証明できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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