【欧州冬のメルカート】現地1月8日に決定した主な移籍|悪童オスバルドがボカ復帰。成長株ヒンターエッガーはボルシアMGへ

2016年01月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

オスバルドは「心のクラブ」を安住の地にできるのか。


■パブロ・オスバルド
・29歳/FW/元イタリア代表
・ポルト→ボカ(完全移籍)
・移籍金:不明
 2015年2~6月にレンタルでボカでプレーした後、夏の移籍市場で保有元のサウサンプトンからポルトに移籍。エースとして期待されたが、公式戦12試合で1得点と低調なうえ、不満分子と化してチームで居場所を失った。受け入れ先となったのは、半年前にも在籍し、さらに親友カルロス・テベスも在籍するボカ。行く先々でコーチ陣やチームメイトと揉めるなどトラブルが絶えない悪童は、子供の頃からファンだった「心のクラブ」を安住の地とできるのか。
 


■マルティン・ヒンターエッガー
・23歳/DF/オーストリア代表
・レッドブル・ザルツブルク→ボルシアMG(半年レンタル)
 レスターも興味を示していたCB兼左SBを口説き落としたのはボルシアMG。買取りオプション付きのレンタルで迎え入れた。卓越した戦術眼、高精度の左足キック、さらに空中戦の強さに定評のある成長株は、アルバロ・ドミンゲス、トニ―・ヤンチュケ、ニコ・シュルツなど怪我人が続出する最終ラインの穴埋め役として期待されている。
 

 
■ブライアン・クリスタンテ
・20歳/MF/イタリア国籍
・ベンフィカ→パレルモ(半年レンタル)
 ミランで16歳にしてトップデビューを飾った早熟の万能型MFが、買取りオプション付きのレンタルでパレルモに加入。アンカーとインサイドハーフが主戦場だけに、昨年11月に就任したバッラルディーニ監督の4-3-1-2とは相性が良さそうだ。1年半ぶりのセリエAに本人は「パレルモからの話を聞いて、受け入れるのに一切ためらいはなかった。イタリアに戻ってこられて士気が上がっている」と意気込みを語った。
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