「新しい挑戦をする時」マンU在籍12年のデ・ヘアが退団!指揮官は感謝「クラブ史上最高のGKとして記憶される」

2023年07月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

545試合に出場し、190ものクリーンシートを達成

長らくマンUの正守護神を務めたデ・ヘア。レジェンドとしてクラブを去る。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドは7月8日、ダビド・デ・ヘアが退団すると発表した。

 現在32歳のスペイン代表守護神は、2011年にアトレティコ・マドリーから加入以来、545試合に出場し、190ものクリーンシートを達成。プレミアリーグ、FAカップ、ヨーロッパリーグ、2度のリーグカップと数々のタイトル獲得に貢献し、個人では2度のプレミアリーグ・ゴールデングローブ賞、ファンと選手が選ぶクラブ年間最優秀選手賞にそれぞれ4度輝いた。

 エリク・テン・ハーフ監督は偉大なる功績を称え、次のようなコメントを寄せた。

「ユナイテッドで1試合でもプレーするレベルに達するには、素晴らしい資質と個性が必要だ。毎試合スポットライトを浴びるGKのポジションを12年守り、545試合に出場したのは特筆的な栄誉だ。ファンとチームメイトの両方から年間最優秀選手賞を4度受賞した事実は、彼のパフォーマンスの高さを示しており、クラブ史上最高のGKの1人として常に記憶されるだろう。

 昨シーズン、彼が28のクリーンシートを達成し、私がクラブを率いた最初のシーズンにピッチ上で総合的に貢献してくれたことに個人的に感謝している。選手、スタッフ一同、彼の素晴らしいキャリアの次の段階での成功を願っている」
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 また、デ・ヘア本人もSNSを通じて、熱いメッセージを発信した。

「12年間の愛に揺るぎない感謝と礼を伝えたい。親愛なるサー・アレックス・ファーガソンが連れてきてくれて以来、多くの偉業を成し遂げてきた。このシャツを着るたびに信じられないような誇りを感じたよ。数少ない幸運なフットボーラーにしか与えられない名誉だった。今は新しい挑戦をして、もう一度自分を追い込むのに相応しい時だ。マンチェスターはいつも僕の心の中にあり、僕を形作っているし、これからも決して離れないだろう」

 オールド・トラフォードのゴールを長年守り続けてきたレジェンドは、次はいったいどこでプレーするのか。

 なお、デ・ヘアの後釜としてテン・ハーフ監督がアヤックスで指導したアンドレ・オナナ(インテル)の加入が近付いているほか、バックアッパーとして鈴木彩艶(浦和レッズ)への関心報道もある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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