新天地選びは、もう少し時間がかかるかもしれない。

　シャルケを退団し、現在は無所属の吉田麻也が『内田篤人のFOOTBALL TIME』に出演し、移籍先について語った。

　焦点の１つは"やりがい"だ。

「この年齢になると、コンディションは試合に出ているからいいんだけど、気持ちの部分で、自分を高めてくれるところを探すのが難しくなってくる」

　ドイツ２部のクラブからも話はあるという。ただ、「ドイツ１部でやっていて、２部は絶対にしんどそうだなって。それで、モチベーションを高められるかなとか」。
 

　吉田はこれまでオランダ、イングランド、イタリア、ドイツと渡り歩いてきた。ブンデスリーガは欧州でも５本の指に入るトップレベルのリーグで、「それ以外の国に行った時に、何か自分が得られるものがあるのか」と戸惑う。

　チャンピオンズリーグに出るようなクラブならまた話は別だが、そうでなければ、「自分が楽しめるのかなっていう葛藤もある」。一方で「ヨーロッパから離れたら、いろんな意味で次が難しくなってくる」とも。

「悩ましいんですよね、これがね」

　34歳DFはどんな決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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