【J1・J2移籍動向】柏が甲府から伊東純也を獲得。U-22代表でも度肝を抜いたスピードに期待か

2016年01月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2011年以来となるJリーグのタイトルを狙いたい」

ルーキーイヤーながら甲府で存在感を発揮した伊東が柏に移籍。抜群のスピードを持つアタッカーだ。(C) SOCCER DIGEST

 柏は1月8日、甲府からFWの伊東純也が完全移籍で加入すると発表した。

【J1・J2移籍動向】最新移籍リスト
 
 伊東は2015シーズン、甲府で30試合・4得点の結果以上に、攻撃のアクセントとして存在感を発揮。抜群のスピードを活かした突破力とゴールへ向かう貪欲さで甲府のJ1残留にもひと役買った。さらに、その活躍はU-22日本代表の手倉森誠監督の目にも留まり、11月の平塚キャンプに初招集。ゴールこそなかったものの、その快足で鮮烈なインパクトを残している。
 
 柏は、豪快なドリブル突破が売りのひとつだったクリスティアーノが退団。チームにとって、伊東は縦への突破力に長けた貴重な人材となるはずだ。また伊東にとっても、今夏のリオ五輪出場を狙ううえでステップアップの移籍としたいところだろう。
 
 伊東はクラブを通じて、以下のコメントを残している。
「自分の特徴であるスピードを練習からアピールし、試合に出場しチームの勝利に貢献したい。そして2011年以来となるJリーグのタイトルを狙っていきたいです」
 
 また柏は同日、すでに昨年初めに2016年の加入を発表していた流通経済大の湯澤聖人の加入を改めて発表。安西海斗、滝本晴彦のトップチーム昇格とさらに昨年U-18からオネハンガスポーツ(ニュージーランド)に加入していた手塚康平の移籍加入も併せて発表している。
 
 柏はクリスティアーノ、工藤壮人と主軸を放出したものの、噂されるブラジル人2選手の獲得など、着々と新体制の補強を進めているようだ。
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事