当時9歳、マンU本拠地で目撃!新7番マウントがC・ロナウドの伝説FKを語る「特別な瞬間に立ち会えた」「再現したい」

2023年07月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベッカムも僕に絶大な刺激を与えてくれた1人」

7番を襲名したマウント。先達C・ロナウドへのリスペクトを語った。(C)Getty Images

 マンチェスター・ユナイテッドの新7番メイソン・マウントが、チェルシーから加入後初のインタビューに応じた。

 ユナイテッドの7番といえば、これまでにジョージ・ベスト、エリック・カントナ、デイビッド・ベッカム、クリスティアーノ・ロナウドら、名だたるレジェンドが背負ってきた象徴的な番号だ。

 新シーズンより伝統のエースナンバーを継承する24歳のイングランド代表MFは、中でもC・ロナウドに強い思い入れがあると言う。

 現にここ数年、少年時代のマウントが「フリーキックはロナウドを見習うようにしている。ボールのバルブのところを蹴ると飛ぶんだ。必要なのはそれだけ。トップコーナーを狙うんだよ」と発した後、"師匠"を手本にしたFKで鮮やかにネットを揺らす映像がバズっている。

 ポーツマスファンだったマウントは、今回のインタビューで、C・ロナウドが有名なFKを決めた2008年のポーツマス戦を現地観戦していたと明かし、「当然ながらロナウドは見ていた。僕は彼のプレーやフリーキックを見るのが大好きだったんだ」と当時を振り返った。
【動画】師匠ロナウドをオマージュ!マウント少年のキレキレFK&2008年のポーツマス戦で生まれた伝説弾
「たぶん10歳くらいだったと思う(正確には9歳)。アウェー側でポンペイ(ポーツマス)を応援していて、あの特別な瞬間に立ち会えたんだ。トレーニング中にフリーキックを蹴ったビデオは、あの試合を見た後だったと思う。

 あれが僕を奮い立たせたんだ。オールド・トラフォードで特別な瞬間を目にした時、僕はアウェー側のスタンドにいた。あの状況と象徴的な瞬間に畏敬の念を抱いたよ。だから今は、それを再現したい」

 期待の新戦力はさらに「ベッカムも僕に絶大な刺激を与えてくれた1人だ」と語る。

「彼のフリーキックを見て育った。テクニックをリスペクトしている。だから僕は、多くの選手からたくさんのインスピレーションを受けた。彼らのプレーを取り入れていくよ」

 青から赤に衣替えしたマウントは、レッドデビルズで偉大な先達に劣らぬインパクトを残し、7番の価値をより高められるか。期待は大きい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】マウントがマンUの7番を背負う

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