バルサとの争奪戦を制したマドリーが「トルコのメッシ」を獲得!

2023年07月07日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

18歳ながらすでにトルコの名門の主力としてプレー

フェネルバフチェからステップアップ移籍を果たしたアルダ・ギュレル。(C)Getty Images

 現地時間7月6日、レアル・マドリーが、フェネルバフチェからトルコ代表MFのアルダ・ギュレルの加入を発表した。

 現時点で詳細は明らかになっていないが、移籍市場のエキスパートであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、契約期間は2029年までで、移籍金は2000万ユーロ(約31億円)になるという。

 現在18歳のアルダ・ギュレルは、攻撃的MFを主戦場に右ウイングなどでもプレーできる左利きのアタッカーで、おそらくパリ・サンジェルマン行きが決まったばかりのマルコ・アセンシオの後釜になるとみられる。

 この若き逸材は、2021年に育成年代を過ごしたフェネルバフチェでデビュー。22-23シーズンには主力として公式戦35試合に出場して、6ゴール・7アシストと結果を残した。22年11月(チェコ戦)には、トルコ代表としてもデビューを飾り、今年6月のウェールズ戦では初ゴールをマークしている。

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 そのポテンシャルの高さから母国では「トルコのメッシ」と称され、昨夏から多くのビッグクラブが触手を伸ばしていたが、最終的にはバルセロナとのマッチレースを制したマドリーがこの逸材を手に入れることとなった。

 レアル・マドリーは今夏の移籍市場で、すでにイングランド代表MFのジュード・ベリンガム(←ドルトムント)、スペイン代表DFのフラン・ガルシア(←ラージョ・バジェカーノ)、スペイン代表FWのホセル(←エスパニョール)を獲得済み。これで4人目の補強となった。

 クラブの公式ホームページによると、アルダ・ギュレルのプレゼンテーションは、現地時間7日の正午から行なわれ、そこで初めてユニホーム姿がお披露目されることになりそうだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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