89分、右足を一閃
長崎戦でJデビューを果たし、堂々としたプレーを披露した新井。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)
[J2第24節]東京V 1−2 長崎/7月5日/味の素スタジアム
J2第24節でV・ファーレン長崎に1-2で敗れた東京ヴェルディだが、大いなるポテンシャルを披露した期待の新鋭がJデビューを飾り、J初ゴールをマークした。
29分に先制点を奪われ、0-1で迎えた68分。東京Vは左ウイングで先発していた北島祐二に代えて、25年の加入内定が決まっている新井悠太(東洋大3年)をピッチに送り出す。
6月6日付で特別指定に登録されたMFの投入直後、チームは2失点目を許してしまったが、城福浩監督が「必ず力になってくれるだろうと思って送り出した」という20歳アタッカーは、独特な間合いと緩急のあるドリブルで積極的に仕掛け、好機を何度も演出した。
チームに合流してまだ間もないなか、左SBの深澤大輝や中盤の齋藤功佑、稲見哲行らとの連係もスムーズで、この日がJデビューとは思えない堂々としたプレーを見せた。
J2第24節でV・ファーレン長崎に1-2で敗れた東京ヴェルディだが、大いなるポテンシャルを披露した期待の新鋭がJデビューを飾り、J初ゴールをマークした。
29分に先制点を奪われ、0-1で迎えた68分。東京Vは左ウイングで先発していた北島祐二に代えて、25年の加入内定が決まっている新井悠太(東洋大3年)をピッチに送り出す。
6月6日付で特別指定に登録されたMFの投入直後、チームは2失点目を許してしまったが、城福浩監督が「必ず力になってくれるだろうと思って送り出した」という20歳アタッカーは、独特な間合いと緩急のあるドリブルで積極的に仕掛け、好機を何度も演出した。
チームに合流してまだ間もないなか、左SBの深澤大輝や中盤の齋藤功佑、稲見哲行らとの連係もスムーズで、この日がJデビューとは思えない堂々としたプレーを見せた。
そして、初ゴールは89分だった。左サイドからカットインして中央に切り込むと、ペナルティアーク付近から右足を振り抜く。
「シュートコースは見えていなくて、ピッチが濡れていて滑る感覚はあったので、浮かすより下でスピードの速いシュートを打てば、何か起きるんじゃないか」
渾身の一撃をゴールに突き刺した。
【動画】東京ヴェルディ新井悠太がJリーグ初ゴール!
このシーンについて新井は、次のように振り返る。
「自分が仕掛けた時に(相手の)サイドハーフとサイドバックの選手が2枚いて、自分は正直、縦を狙っていたんですけど、そういった場面で何回か相手の2枚目に突っかかってしまうことがあったので、それなら中で勝負して、振りにいった感じです。
シュートはそんなに狙っていなくて、今日の試合は(相手がひとり退場して)スペースがあったので、振っていこうという意識が伝わったシュートなんじゃないかなと思います」
Jデビュー戦での初ゴールについては、「試合が終わってファン・サポーターの皆さんの前に立ってみると、試合に負けてしまったにもかかわらず、大きな声援を送ってくれたので、そういった姿を見ると、素直に嬉しいです」と語った新井。
敗戦の悔しさから、その表情に笑顔はなかったが、「技術の面ではできないことはないんじゃないか」と手応えも掴んだようだ。
「自分のゴールではなくても、勝利に貢献できるように、ファン・サポーターと一緒に喜べるように頑張っていきたい」と意気込む背番号40。今後どのような成長を遂げていくのか、楽しみだ。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)
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「シュートコースは見えていなくて、ピッチが濡れていて滑る感覚はあったので、浮かすより下でスピードの速いシュートを打てば、何か起きるんじゃないか」
渾身の一撃をゴールに突き刺した。
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このシーンについて新井は、次のように振り返る。
「自分が仕掛けた時に(相手の)サイドハーフとサイドバックの選手が2枚いて、自分は正直、縦を狙っていたんですけど、そういった場面で何回か相手の2枚目に突っかかってしまうことがあったので、それなら中で勝負して、振りにいった感じです。
シュートはそんなに狙っていなくて、今日の試合は(相手がひとり退場して)スペースがあったので、振っていこうという意識が伝わったシュートなんじゃないかなと思います」
Jデビュー戦での初ゴールについては、「試合が終わってファン・サポーターの皆さんの前に立ってみると、試合に負けてしまったにもかかわらず、大きな声援を送ってくれたので、そういった姿を見ると、素直に嬉しいです」と語った新井。
敗戦の悔しさから、その表情に笑顔はなかったが、「技術の面ではできないことはないんじゃないか」と手応えも掴んだようだ。
「自分のゴールではなくても、勝利に貢献できるように、ファン・サポーターと一緒に喜べるように頑張っていきたい」と意気込む背番号40。今後どのような成長を遂げていくのか、楽しみだ。
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