2022-23シーズン、33年ぶりにスクデットを獲得したナポリで、エースとして君臨したストライカーがナイジェリア代表FWヴィクター・オシメーンだ。セリエAで32試合に出場して26ゴールを挙げ、得点王に輝いた。

　今夏オシメーンに対してマンチェスター・ユナイテッドやバイエルン、パリ・サンジェルマンなどが獲得に乗り出している。フランス紙『Le Parisien』は、パリSGが１億ユーロ（約157億円）前後の移籍金でオファーしたと報じた。
 

　そういった状況のなか、オシメーンはナイジェリアメディア『サッカーネット』のインタビューに応じ、イギリス紙『ミラー』がそのコメントを伝えている。内容はナポリ愛に溢れたものだった。

　ナポリに加入して３年が経つオシメーンは「ナポリほどサッカーに熱狂的な都市を見たことがない。ナポリの人々はサッカー選手に対して全力の愛を示しているよ」とコメント。さらにサポーターについても「子どもたちは僕を愛してくれて、多くの人が称賛して僕のマスクのレプリカを着けて崇拝してくれている。彼らのためにしてきた努力が報われた」と愛情を感じているようだ。

　新シーズンもナポリでプレーすることを見据えている。「新しいシーズンが始まるのが待ちきれない。私にとって、ここより良い場所はない」と胸中を明かし、ナポリへの忠誠を誓った。

　ビッグクラブから注目を集めるストライカーだが、彼にナポリ以外の選択肢はないかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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