当局の命令を無視してパーティー開催も
今年2月に右足首を手術し、復帰へ向けてリハビリ中のネイマール。(C)Getty Images
7月下旬にパリ・サンジェルマンの日本ツアーで来日予定のネイマールが、またしてもピッチ外でトラブルだ。
ブラジル当局は7月3日、リオデジャネイロ近郊の高級住宅地マンガラチバにある邸宅に違法な人工湖やビーチを建設したとして、ネイマールに1600万レアル(約4億8000万円)の罰金を科した。
その邸宅は2016年に購入もので、敷地面積は約1万平方メートル。ヘリポートやスパ、ジム、ミニコートが併設された大豪邸だ。
先月22日、当局はネイマールが敷地内に建設していた人工湖やビーチ建造物が、無許可での河川の流路変更、淡水資源や岩石、海浜砂の採取と移動に関する規則に違反していると摘発。現場を封鎖してすべての作業や使用を中止する命令を下していた。
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しかし翌23日に、この命令に反してネイマールはパーティーを開催。工事は完全には終わっていなかったものの、人工湖に入る姿も確認されていたという。
現時点でネイマール側から今回の高額の罰金刑に対するコメントは出されていない。この事件は地元司法長官事務所や州民警察、環境保護局などによって捜査が続けられるという。今後、ネイマールは罰金刑の他にさらなる処罰を受ける可能性がある。
先日は、F1のスペインGPを観戦に訪れた際に、レースがスタートしているのにも関わらずコース脇にいたことで大問題となったネイマール。また、ピッチ外でネガティブな話題を提供してしまった。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
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