なぜ三笘薫は“倒れない”ドリブルを90分間繰り出せるのか。国民的金メダリストの分析に本人は「全部正解だと思います」

2023年07月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

「つま先着地が多いと後半へのスタミナ不足になる」

べた足着地でドリブルをしている三笘(C)Getty Images

 ブライトンに所属する三笘薫が、TBS系列のスポーツ番組「S1」に出演。シドニー五輪のマラソンで金メダルを獲得し、国民的人気を博した高橋尚子さんと対談した。

 元陸上選手の高橋さんが注目したのが、三笘の走法だ。「つま先着地」ではなく「べた足着地」である利点について、まず「安定感」を挙げた。

「サッカーは接触があったり、相手を払いのけなければならないとなると、(身体が)ぶれない形にするには、(足裏)全体で接地したほうが安定感、たくましさが伝わっている」

【動画】走法にも注目!三笘薫のキレキレなドリブル集
 この分析に、三笘は「全部正解だと思います(笑)」と回答。「まさにその通りで、安定感の部分でドリブルしながら相手が来るので、切り返しとかは相手がタックルした時にブロックしながら体幹を整えるという意味では、それ(べた足着地)が上手く作用しているんじゃないかなと思います」と続けた。

 高橋さんは「長い間つま先着地が多いと後半へのスタミナ不足になる」とも指摘。三笘は疲れが溜まりにくいべた足で走っているため、後半でもスピードに乗ったドリブルを繰り出せるとの見解を示した。

 相手に倒されないドリブルを、90分を通して繰り出せる。その理由のひとつに"走り方"があったというのは興味深い。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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