「経験したことがないプレッシャー」を受けた15歳でのデビュー。困難に打ち克ってマドリー加入を果たしたベリンガムが見せる自信

2023年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

背番号は5番を背負うベリンガム

レアルの入団会見に臨んだベリンガム。(C)Getty Images

 ドルトムントに所属していたイングランド代表MFジュード・ベリンガムの去就は、今夏の移籍市場で大きな注目を集めた。リバプールやマンチェスター・シティなどといったビッグクラブから関心を寄せられたが、レアル・マドリーが獲得することで争奪戦は決着した。

 マドリーが1億300万ユーロ(約154億円)という高額な移籍金を投じたベリンガムはかつてジネディーヌ・ジダンやファビオ・カンナバーロといったレジェンドが背負ってきた背番号5を与えられるなど、大きな期待を寄せられている。
 
 期待は時にプレッシャーにもなり得る。ベリンガムはスペイン紙『SPORT』で「プレッシャーは常に僕についてきた。15歳でバーミンガムでプレーし始めたけど、このプレッシャーは経験したことがないものだと感じた」と語り、若くしてピッチに立った時の緊張感を回想している。

 それでも、そのプレッシャーに打ち克ってきたからこそ今がある。20歳の逸材は「プレッシャーがかかっていて、もし僕がその影響を受けていたら、きっとマドリーには来られなかっただろうね」と自信ものぞかせた。

「僕は勝ちに来たんだ」と語った若武者が、ラ・リーガとチャンピオンズ・リーグの覇権奪回を目ざす名門の起爆剤となるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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