横浜FCのFW小川航基は７月４日、オランダ１部のNECに期限付き移籍すると発表した。

　神奈川県出身で現在25歳の小川は、桐光学園高を卒業後の2016年に、ジュビロ磐田でプロキャリアをスタート。水戸ホーリーホックへのレンタルを経て、22年に横浜FCに加入。昨季は26ゴールでJ２得点王に輝き、チームのJ１昇格に大きく貢献した。自身５年ぶりのJ１となる今季もここまで15試合に出場し、６ゴールをマークしていた。

　小川は自身初の海外挑戦にあたり、クラブの公式ツイッターでビデオメッセージを発信。「横浜FCで過ごした１年半はこれからの自分のサッカー人生の財産になる時間であり、みなさんの応援は一生、僕の心に残り続けます。必ず成長し、日本を代表する選手になりたいと思います。次に会う時は、日の丸のユニホームを着てゴールを届けます」と、思いを伝えた。
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　また、自身のインスタグラムではNECで契約書にサインをする瞬間や、ユニホームを手に持つ写真を公開。「メディカルチェックを終えて、正式に移籍が決まりました。オランダでの生活、試合が楽しみで仕方がない！」とワクワク感を爆発させた。

　この投稿には国内外のファンから「日本のエースになる事を期待してます！」「ぶちかませ！！」「頑張れ、大豆戸の星！！！」「Can't wait」「NECへようこそ、戦士」といった熱いコメントが続々と寄せられている。

　東京五輪のエースと期待されながら、大舞台の出場を逃したストライカーは、オランダで一回りも二回りも成長し、日本を代表する選手となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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