2015-16シーズンに、レスターの奇跡的なプレミアリーグ制覇に貢献したMFダニー・ドリンクウォーター。2017年にチェルシーへステップアップを果たしたものの、出場機会に恵まれずにレンタル移籍を繰り返し、2022年６月に退団した。

　そして、2022-23シーズンは所属先が決まらず。チェルシーを去ってから、現在まで１年以上も無所属の状態が続いているドリンクウォーターが、英メディア『SPORTbible』のインタビューで、将来について語った。

　2021-22シーズンにはレンタル先のレディングでチャンピオンシップ（イングランド２部）で33試合に出場し、「もっと大きなクラブからオファーをもらうのに十分なことをしたと思った」という。
 

　しかし、他クラブからのオファーは舞い込まず。「自分の実力を証明するチャンスを与えてくれるかもしれないと思ったけど、それは起こらなかった。『何が起こったんだ？』と思ったのを覚えている」と回顧している。

　フリーが続く現状について「僕はただ、自分を興奮させる何かを待っている。あの燃えるような感覚がまた必要なんだ」と語ったドリンクウォーター。チャンピオンシップへ降格したレスターへの加入について問われると、「また行きたい。再びこの物語に参加して、彼らが本来あるべき場所に戻るのを手助けしたいと思っている」と古巣への復帰を希望した。

　岡崎慎司らと奇跡を起こした元イングランド代表MFが、再びレスターを支える日は来るのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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