チェルシーの新監督に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、意気込みを語った。現地時間７月３日、クラブの公式サイトが伝えている。

　2022-23シーズンのチェルシーは、トッド・ベーリー氏がクラブのオーナーに就任し、大型補強を繰り返し行なった。しかし、思うように成績は残せず、リーグ戦では12位にとどまるなど無冠でシーズンを終えた。

　新シーズンに向けて、ポチェッティーノが新指揮官に就任。51歳の名将は、2019年にトッテナムを率いて以来のプレミア復帰となった。

　チームの再建を託されたポチェッティーノ監督は、クラブの公式サイトのインタビューで、「チェルシーは世界で最も偉大なクラブのひとつだから、もちろんここに来る決断を下すのは簡単だった」と語る。ブルーズの監督就任に迷いはなかったようだ。
 

　また、選手たちに期待することを訊かれると、こう述べている。

「選手たちに期待するのは、彼らが心を開き、自分たちにマネジメントを任せてくれることだ。まず第一に、彼らがここで快適に過ごせるようなプラットフォームを作る必要がある。彼らは自分たちの居場所を持ち、チームにとって重要な存在であると感じる必要がある。

　チェルシーの選手たちが成功するために、個人的にもチームとしても向上させる。我々には経験があり、ともに素晴らしい旅を歩んでいけるだろう。それを望んでいる。

　チームがひとつになれば強くなれる。このクラブには素晴らしい選手たちがいるし、その一員になりたいと願う献身的な選手たちが加入するだろう」

　そして、アルゼンチン人指揮官は「全員が自分のベストを発揮し、クラブのためにベストを尽くすよう後押ししていきたい」と意気込んだ。

　ポチェッティーノ監督は復活を期すクラブの救世主となれるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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