「大迫のベンチは控えめに言っても奇妙」イニエスタの神戸最終戦を海外記者はどう見た?交代後の行動にも注目「相手監督とは...」

2023年07月04日 サッカーダイジェストWeb編集部

「今季まだ先発出場がなかった理由が明らかになった」

札幌戦で57分までプレーしたイニエスタ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 ヴィッセル神戸を退団するアンドレス・イニエスタのラストマッチとなった北海道コンサドーレ札幌戦(J1第19節)は世界から注目を浴びた。

 ブラジルの大手メディア『globo』は7月3日、1-1のドローに終わったこの一戦に関する記事を掲載。チアゴ・ボンテンポ記者が今季初スタメンで57分までプレーした主役についてこう綴った。

「イニエスタが今季まだ先発出場がなかった理由が明らかになった。吉田(孝行)監督がスペイン人選手をスタメンに入れたのは、(他に)選択肢がなかったからだということを示している。今季のチームで違いとなっている大迫勇也をベンチに置いたのは、控えめに言っても奇妙な決断だった」
 
 日本通で知られる同記者は「イニエスタのいる間、ヴィッセルは0-1で負けていた」と指摘。「52分に交代した彼がいなくなり(相手監督のミハイロ・ペトロヴィッチとは挨拶を交わしたが、そのまま吉田監督の横を通り過ぎた)、チームは同点を目ざし、1をポイントを奪ったが、勝点2を失った。少なくとも誰も気にしていないようだった」と続けている。

 文字通り一挙手一投足が注目を浴びた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】ブラジル人記者が注目したイニエスタの交代シーン

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