今夏にパリ・サンジェルマンを退団したリオネル・メッシの動向は、大きな注目を集めた。古巣のバルセロナやアル・ヒラルなどが獲得を目ざしたが、移籍先に決まったのはMLS（メジャーリーグサッカー）のインテル・マイアミだった。

　さらにインテル・マイアミは、バルセロナからセルヒオ・ブスケッツを獲得。現在リーグ戦では暫定ながら最下位に沈んでおり、逆襲に向けてさらなる新戦力の獲得を目論んでいる。
 

　インテル・マイアミでデイビッド・ベッカム氏らとともに共同でオーナーを務めるホルヘ・マス氏は、スペイン紙『エル・パイス』のインタビューで「あと２、３人の選手が来るだろう」と、さらなる補強を示唆。具体的な選手の名前を挙げ、「我々はジョルディ・アルバと話をした。ルイス・スアレスには契約解除条項がある」と、バルセロナにゆかりある選手たちの獲得を目ざしているようだ。

　現状、ジョルディはバルセロナ退団を発表しており、フリーでの獲得が可能だ。スアレスは2023年からグレミオと２年契約を結んでいるため、今夏の獲得には移籍金が必要となる。

　スペイン紙『スポルト』によれば、インテル・マイアミはパリSGを退団するセルヒオ・ラモスとも交渉しているという。メッシやブスケッツに続き、さらなるビッグネームのアメリカ進出はあるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】インテル・マイアミがメッシの獲得を発表