母国オーストラリアのクラブや代表、横浜F・マリノス、セルティックを経て、今夏にトッテナムの監督に就任したアンジェ・ポステコグルーが、意気込みを語った。英メディア『90min』が伝えている。

　ポステコグルーはセルティックでも横浜でも、超が付くほど攻撃的なサッカーで勝利を積み重ね、ファンを沸かせてきた。もちろん、舞台を世界最高峰のプレミアリーグに移しても、その意識は変わらない。

「人々が見たいのは、ゴールを決め、エキサイティングで、失点を許さず、アグレッシブな戦い方のチームだ。私はそれを提供したい。根底にあるのは勝利だが、最終的にはファンを楽しませたい」

　新天地でまずは何から取り組むのか。経験豊富な57歳は、周囲との関係作りに重点を置くと主張した。
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「序盤で最も重要なのは、みんなに自分を知ってもらうことだ。スタッフ、選手、クラブ関係者、彼らは私がどういう人間か知る必要がある。私を知り、信じてもらえれば、その後に必要な取り組みは全てやりやすくなる。それが最初の一歩だ。この巨大な組織で、それを実現させるためには、この早い時期にできるだけ多くの場所に顔を出す必要がある。

　その先にあるのは、選手たちとの仕事だ。選手たちはどのクラブでも、最も重要な人物だ。私たちには６週間しかない。プレミアリーグ開幕の週末を迎えるために、選手たちをどう準備するかだ」

　理想のチームを作り上げるため、現在は絶賛補強中だ。獲得候補には愛弟子の古橋亨梧ほか、ブライトンで大活躍した三笘薫の名も挙がっているが、新シーズンもオーストラリア人指揮官のチームに日本人選手はいるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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