「度を超えた日本有利な判定」「明白な誤審」U-17日本代表の6戦中3試合が同じ主審、敗れた韓国のメディアが猛批判!「審判を振り分けるAFCが正常なのか疑わしい」

2023年07月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

「特定の国の主審を多く務めることがあるのか」

ペッツスリー主審(中央)の判定が物議を醸しているようだ。(C)2023 Asian Football Confederation (AFC)

 韓国のファンやメディアの怒りの矛先は、審判団に向いているようだ。

 7月2日、タイで開催されていたU-17アジアカップの決勝で、U-17韓国代表は日本と対戦。0-3で敗れ、最大のライバルに連覇を許した。

 韓国のファンやメディア審判団に対して、主に指弾しているは2つのジャッジだ。

 1つめはスコアレスで迎えた前半44分、DFコ・ジョンヒョンが2枚目のイエローカードで受けて退場になったシーン。このファウルで与えたFKを名和田我空に決められた際、ボールが置くポイントが違っていた点も非難している。

 2つめがペナルティエリア内で韓国のFWキム・ミョンジュンが日本のGK後藤亘と接触したものの、PKが与えられなかった83分のシーン。この場面では、激昂した韓国のビョン・ソンファン監督がベンチにIDカードを叩きつけて、イエローカードを受けている。

 韓国メディア「スポーツ韓国」は、この試合を裁いたタイのモンコルチャイ・ペッツスリーが今大会で日本戦を担当するのは3試合目(1-1だったグループステージのウズベキスタン戦、3-1で勝利した準々決勝のオーストラリア戦)だと指摘。「なぜか分からないが、今大会で日本の6試合中なんと3試合で主審を引き受け、韓国のあまりにも明らかなPKを与えないなど日本に寄りの判定だけした」と批判した。

【動画】韓国指揮官がブチギレ!母国メディアも「文句なしのPK」と憤慨したシーン
「この日の判定は最悪だった。選手を保護しないだけでなく、度を超えた日本に有利な判定ばかりだった。コ・ジョンヒョンが退場にされた状況はファウルであっても、警告を与えるほどか全く納得できない。コ・ジョンヒョンのフィジカルが強く。相手が飛んだように見えるのが警告の基準のように見えた」

 そう退場シーンに噛みつくと。「さらに、このFKが宣言された時、日本が(ファウルの位置より)前でFKをはじめ、最終的にゴールに入れたにもかかわらず、これを容認あるいは自分がFKの位置を完全に誤った明白な誤審を犯した」と糾弾した。

 また、PKなしになった場面では「あまりにも明らかにGKに掛かって倒れたにもかかわらず、審判はPKを与えないばかりか、ビョン・ソンファン監督にイエローカードを与えた。これほどのPKも見逃すのに、なぜ審判をするのかと思うほどだった」と酷評している。

 最後に記事はこう締め括っている。

「ある審判がある大会でこのように特定の国の主審を多く務めることがあるのか、と思うほどだ。審判を振り分けるAFC(アジアサッカー連盟)の運営が正常なのか疑わしい」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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