「日本偏向の笛だった」U-17アジア杯決勝で日本が韓国に3-0完勝! 韓国メディアは不可解ジャッジに批判続出「先制点も蹴る位置が…」

2023年07月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

同大会ファイナルで初の日韓戦が実現

白熱の攻防戦を繰り広げた日韓両国。森山ジャパンは勝負の分かれ目で見事に先手を取り、快勝へと繋げた。(C)2023 AFC

 宿命対決を制して、2大会連続4度目のアジア制覇だ。

 現地7月1日、タイで開催されているU-17アジアカップは最終日を迎え、日本代表と韓国代表がファイナルで激突。一進一退の攻防が繰り広げられるなか、44分に試合が動く。日本のFW道脇豊(熊本)へのファウルで韓国守備の要であるCBコ・ジョンヒョンが警告2枚目で退場に。そこで得た直接FKをMF名和田我空(神村学園高)が鮮やかに相手ゴールに蹴り込んで、日本が先制に成功する。

 後半もがっちりと主導権を握った日本。66分にはMF佐藤龍之介(FC東京U-18)のクサビを受けたMF望月耕平(横浜ユース)が裏へ抜け出す名和田にスルーパスを通して、この日2点目をマークした。終了間際には道脇がダメ押し。試合は3-0で森山ジャパンが快勝を収め、史上最多4度目の優勝を飾った。

 この大一番を速報で伝えたのが韓国メディア『MKスポーツ』だ。やはり前半終了間際の退場判定に不満を露にしており、「不可解なジャッジだった。韓国はそれまで良い攻撃の流れで日本を押し込んでいたが、あの判定によって突然途切れた。普通のファウルだったが、審判のジャッジは2枚目の警告。しかもそのまま直接FKを決められるという悪循環に陥るなど、不運が重なる前半だった」と評した。
 
 さらに全国紙『スポーツ朝鮮』も「どこが警告だったのか。主審は日本偏向の笛を吹いた」と指摘。コ・ジョンヒョンへの2枚のイエローカードはどちらも正当な裁定ではなかったと強調しつつ、日本の先制点にも疑問を投げかけた。「スロー映像で再確認したところ、奇妙な点を発見した。道脇が倒れた地点と名和田がFKを蹴った地点が違っていたのだ」と訴え、「およそ5メートルほど韓国ゴールに近かった。それを日本はゴールに繋げたのである。主審はなんら注意もせず、韓国守備陣の壁の位置だけを確認していた」と糾弾した。

 今大会でベスト4に進出した日本、韓国、ウズベキスタン、イランの4か国は、今年11月にインドネシアで行なわれるU-17ワールドカップの出場権を獲得している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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