U-17日本代表は７月２日、タイで開催されたU-17アジアカップの決勝で韓国と対戦。３－０の快勝で２大会連続４度目のアジア制覇を成し遂げた。

　試合は前半終了間際の45＋１分に獲得したFKを、エースの名和田我空が直接決めて先制すると、66分にはテンポの良い繋ぎから名和田がゴールに流し込み、２点をリード。さらに90＋６分には道脇豊がダメ押しの３点目を挙げ、栄冠を手にした。

　２ゴールの活躍でチームを優勝に導いた名和田は、試合後のフラッシュインタビューで「このタイトルを獲りにタイに来たので、本当に獲れて良かったです」と笑顔を見せた。
 

　そして、自身の２得点を次のように振り返った。

「（直接FKの先制点は）自分がボールを持って、蹴ると決めていて、決めれば誰も文句を言わないと思うので、思いっきり振りにいきました。（２点目は）耕平（望月）から良いパスが来たので、GKもうまく見えていて、GKの位置が見えていたので、冷静に流し込むことができました」

　また、11月に開幕するU-17ワールドカップ（W杯）へ向けては、「本当にこの試合が次に向けて大事な試合だということはみんなで話し合っていました。ワールドカップまであまり期間がないので、そのなかでもまたレベルアップできるように、チームに帰ってからも頑張りたいと思います」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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