「ドラゴン」の異名を取った元日本代表FWの久保竜彦氏が、「日本人最強の１トップ」を明かした。

「最強のワントップ」をテーマにしたNHKの「サッカーの園」にVTR出演をした久保氏は、「ワントップでいいと思う選手は？」と質問を受けると、「釜本（邦成）さんじゃない？それ以外におらんじゃろ」と回答。1968年のメキシコオリンピックで得点王に輝き、銅メダル獲得に貢献した往年の名ストライカーの名前を挙げた。

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　ただ、1976年生まれの久保氏は、メキシコ五輪での活躍をリアルタイムでは見ていない。それでも選んだ理由について、こう述べている。

「日本代表で、団長で付いてくれた時に『シュート見せてください』と言ったら打ってくれた。あれはもう凄かったよ。真似しようとなかなか思ってもできなかった」

　日本代表で11ゴールを挙げたストライカーは「釜本さんのところまで行きたいと思って練習した。釜本さんみたいな選手おらんじゃろ。そういうことよ」と続けている。

　強烈な左足のキックが売りだった久保氏も、釜本氏のシュートには驚かされたようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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