プロも驚愕! イニエスタのベストプレーは? 古橋亨梧は「ボレーでロングキックでスルーパス」をセレクト

2023年07月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「心のどこかで通じ合っているんじゃないかなって」

選手たちがイニエスタのベストプレーを選んだ。写真:鈴木颯太朗

 ヴィッセル神戸が公式YouTubeチャンネルで最新コンテンツを投稿。「プロでも驚愕!共にプレーした選手が選ぶイニエスタ選手のベストプレーは!?」を公開した。
【動画】超絶技巧の数々! イニエスタのベストプレーは? 古橋、酒井、汰木、武藤らが選出
 2018年にバルセロナを電撃退団し、神戸に加入したイニエスタ。Jの舞台でこれまで数々のスーパープレーを披露してきたなかで、同じピッチで戦った選手たちも、その美技に魅了された。

 現在はセルティックに所属する元チームメイトの古橋亨梧も、その1人だ。シーズオフで古巣の練習に参加している28歳FWも、今回の企画に参加。「たくさん印象に残っている」なかで選んだのは、「ボレーでロングキックでスルーパス」だ。

 2019年8月23日のJ1第24節のアウェー鳥栖戦。自陣左サイドでイニエスタは浮き球のボールをダイレクトで味方にパス。ヘッドでの折り返しを、そのまま右足ボレーで大きく前方に蹴り出す。敵陣でこれに反応した古橋はボックス内でキープし、丁寧なラストパスで田中順也のゴールをアシストした。
 
「(パスが)出てきたらいいなと思ってポジションは取っていましたけど、ああいう形で、ホントにボレーでロングパスが来るとは思っていなかった。びっくりしたというか。その流れで僕もアシストできて、勝利に貢献できてよかった」

 古橋はこのプレー以外でも、神戸時代にはイニエスタと息の合ったコンビネーションでゴールを量産。「彼がボールを持てば良いパスが来るのは、長くやっていて分かっていましたし、心のどこかで通じ合っているんじゃないかなって。お互いに信頼関係ができていて、良いボールをくれて、たくさん外しましたけど、そのなかでもたくさん決めることができた」と、しみじみと語る。

 すでに神戸退団を発表されているイニエスタ。ラストマッチは7月1日、ホームでの札幌戦だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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