【高校選手権】駒澤大高 0-1 東福岡|九州の雄が17年ぶりの4強へ! インターハイとの2冠も視野に

2016年01月05日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝点の橋本は「優勝しか見ていない」と意気込む。

MF橋本が決勝点。東福岡は終始、試合を優勢に進め、ベスト4に駒を進めた。 写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

 立ち上がりにチャンスを掴んだのは、インターハイ王者の東福岡だった。開始直後にMF髙江が左サイドからドリブルでカットインし、際どいシュートを放つ。これでリズムを掴んだ九州の雄は、高いポゼッション率を活かして試合を優勢に進め、サイド攻撃を軸にチャンスを伺った。
 
 一方、駒澤大高は守勢に回りながらも、FW服部が果敢に最終ラインの裏を狙い、鋭いカウンターでゴールに迫る。30分にはMF春川が決定機を迎えるなど、際どいチャンスも作った。
 
 スコアレスで迎えた後半は、東福岡が選手交代で試合を動かす。MF藤川、MF毎熊と、立て続けにインターハイ優秀選手を送り込み、攻勢を強めた。そして23分、待望の先制点が生まれる。右サイドからのクロスが一度はクリアされたが、こぼれ球に反応したMF橋本がヘッドで押し込み、東福岡が先制に成功した。
 
 このゴールが決勝点になり、東福岡が1-0で勝利。東福岡は優勝した98年度大会以来となる4強に駒を進めた。決勝点を決めた殊勲の毎熊は「優勝しか見ていない」。インターハイとの2冠に向けて力強く意気込みを語った。

【選手権PHOTOハイライト】駒沢/準々決勝 駒澤大高×東福岡
 
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