ナポリ移籍報道の板倉滉、伊メディアが新監督の教え子と比較「ベナティアやマノラスのようだ」

2023年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「デ・ラウレンティス会長はキムのようなヒットを繰り返せるか」

セリエA王者からの関心が囁かれている板倉。(C)Getty Images

 ボルシアMGの板倉滉は、以前からナポリ移籍の可能性が報じられている。移籍確実と言われる韓国代表のキム・ミンジェの後釜候補として注目されているところだ。

 イタリアの『Footballnews24』やナポリ専門サイト『Napoli Magazine』が『Il Mattino』紙の報道として伝えたところによると、キムの後釜候補は板倉とフェイエノールトのダビド・ハンツコの2選手という。

 ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長はこの夏、日本人選手の獲得を口にしてきた。キム活躍の影響を受け、アジア市場へのブランド拡大を目ざしていると言われる。

 ただもちろん、戦力として計算できなければ、獲得に動くことはないだろう。では、板倉はナポリにとってどのような存在となるのか。新監督のかつての教え子との比較は、ひとつの指標となるかもしれない。

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 Il Mattino紙の報道を受け、『Minutidirecupero』は、新たに就任したリュディ・ガルシア監督がローマ時代に指導したメディ・ベナティアやコスタス・マノラスの名前を引き合いに出した。

 同メディアは板倉を「非常にスピードがあり、キムほどがっしりしていないが、とても身体能力があって速い。フィジカルの素晴らしい才能で見事なマーカーとなっており、背後にスペースがあっても非常にうまくプレーできる」と評している。

「ガルシア監督のイタリアでの過去の経験と比較するなら、ベナティアやマノラスのようなCBの特徴に似ていると言えるだろう」

「イタクラはナポリが好むプロフィールの選手であり、特徴はキムと異なるものの、ナポリの状況にうまくマッチするだろう。デ・ラウレンティス会長はキムのようなヒットを繰り返せるだろうか」

 2022-23シーズンのナポリは、それまでの主力たちを放出し、キムやフビチャ・クバラツヘリアなど、決してビッグネームではなかった選手たちの活躍でディエゴ・マラドーナ時代以来の優勝を果たした。サポーターは、さらなる「掘り出しもの」に期待しているはずだ。板倉はその存在となるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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