Jリーグは６月28日、J１第18節で退場となった横浜FCのMF三田啓貴の処分内容を発表した。

　24日に行なわれた京都サンガF.C.戦で、ベンチメンバーだった三田が一発退場。45＋２分、スローインの判定を巡り、タッチライン際で副審に詰め寄って猛抗議した三田に、主審はレッドカードを提示した。

　試合に出場することなく退場となった三田に対し、Jリーグは"１試合出場停止"の処分を科すと発表。その理由について、次のように説明した。
【動画】三田啓貴、レッドカード提示のシーン

「(公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同選手が控え選手としてベンチにいた際、判定に対して異議を示しながら両腕を上げる際に副審の頭を叩くように上げ、その後、副審が旗を揚げて振り向いた後、右前腕で胸を押した行為は、『審判員に対する傷害の意図のない乱暴な行為』とまでは言えないものの、『審判員の判定に対する執拗な抗議』に相当すると判断、１試合の出場停止処分とする」

　なお出場停止試合は、７月１日開催の第19節・ガンバ大阪戦となっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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