ミランが「ムキムキすぎる」フィジカルモンスターと交渉開始!3枚獲りで右サイド総入れ替えも

2023年06月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

代理人に接触する

ミラン移籍が浮上したトラオレ。(C)Getty Images

 ミランの「右サイド補強」で新展開だ。現地時間6月27日、移籍市場のエキスパートである『スカイ・イタリア』のジャンルカ・ディ・マルツィオ記者が、ツイッターや自身の公式サイトで、ミランがスペイン代表FWのアダマ・トラオレの獲得に向けて接触を開始したことを報じた。

 同日にミランは、トラオレの件で代理人のジョルジュ・メンデスと接触。ステーファノ・ピオーリ監督も気に入っている選択肢で、ローマも気に入っているが、ポールポジションにいるのはミランだという。

 トラオレはこの6月30日でヴォルバーハンプトンとの契約が満了。ミラン行きが囁かれる鎌田大地と同じく移籍金ゼロで獲得が可能だ。現在27歳のトラオレはバルセロナの下部組織出身ながら、テクニックよりもフィジカルが特長。ラガーマンを彷彿とさせるムキムキの分厚い肉体を武器に、右サイドを豪快に制圧するフィジカルモンスターだ。左サイドでも起用できる。
 
 2022-2023シーズンのミランは、右ウイングのポジションをジュニオール・メシアスとアクレクシス・サーレマーケルスが担ったがパンチ不足で、いずれも今夏売却が囁かれている。トップ下を基本に右サイドも担ったブラヒム・ディアスも今夏にレアル・マドリーに返却しただけに、一気に3枚獲りもありえる状況だ。

 その候補としてこれまで、サムエル・チュクウェゼ(ビジャレアル)、アルダ・ギュレル(フェネルバフチェ)、クリスティアン・プリシック(チェルシー)、ルカ・ロメロ(ラツィオ)などの名前が取り沙汰されてきたが、トラオレもターゲットになっている模様だ。

 チュクウェゼはEU圏外枠と移籍金の高さ、アルダ・ギュレルは移籍金とマージンの高さなどが問題になっており、2000万ユーロ以内で獲得できそうなプリシック、フリートランスファーのロメロとトラオレの方が獲得に向けたハードルは低そうだ。

 はたしてミランの右サイドは最終的にどんな陣容になるのか。注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】トラオレの豪快すぎるドリブル突破!
 

次ページ【動画】トラオレの豪快すぎるドリブル突破!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事