なぜ日本人選手が多い?Jとの違いは? 遠藤渓太がドイツサッカーを考察「そのものが違う」「ダービーは街の雰囲気を決める」

2023年06月28日 有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

「家が近い達哉とはプライベートでもしょっちゅう遊んでます」

2020年夏からドイツで3年戦っている遠藤。リーグの特徴を語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 ブンデスリーガでプレーする日本人選手の数は、欧州5大リーグの中でずば抜けて多い。それは2部も同様で、多くの選手が1部昇格を懸け、激しい戦いを繰り広げている。なぜドイツにサムライ戦士が集まるのか。

 海外挑戦3年目となる2022-23シーズンに、ウニオン・ベルリンからブラウンシュバイクに期限付き移籍し、横浜F・マリノス時代を含めて自身初の2部で戦った遠藤渓太に話を訊いた。

――◆――◆――

――ドイツ1部に加えて、2部でも同世代の田中碧(デュッセルドルフ)、奥川雅也(ビーレフェルト)、伊藤達哉(マクデブルク)といった多くの日本人選手がプレーしています。どうしてドイツに集まるのか、意見を伺いたいです。

【動画】堂安の前でブンデス初スタメン初ゴール!遠藤がドイツで踏み出した大きな一歩
 
「やっぱり日本人が過去に在籍したクラブとか、日本人に対して良いイメージを持っているクラブとかは、常に欲しいと思うのかもしれません。 良い選手とか、こういう選手いるよって情報が出たら、取りに行くっていう。

 それこそ、ニュルンベルクとかはずっと日本人選手がいますよね。昔、清武(弘嗣)選手など複数の選手がいましたよね(注/過去に金崎夢生、長谷部誠、久保裕也も在籍。先日に林大地の期限付き移籍も発表された)」

――日本人対決はやはり楽しみですか?

「楽しみですよ。楽しみにしていますが、日本人対決はベンチにいること多かったです。 出たのは奥川選手の時か。ビーレフェルト戦ぐらいですかね」

――試合後に喋ったりは?

「喋りますよ。達哉とかはそうです。家が近いですし。プライベートでもしょっちゅう遊んでます」

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