「プレーするとは思えない」古橋亨梧はトッテナムの器にあらず?宿敵レジェンドが持論「彼らはワールドクラスだ」

2023年06月27日 サッカーダイジェストWeb編集部

ロジャース監督は古橋を放出しない方針

去就が注目されている古橋。(C)Getty Images

 直近のシーズンで公式戦34ゴールを挙げ、リーグの得点王と年間最優秀選手に輝いたストライカーを手放したい指揮官はいないだろう。

 アンジェ・ポステコグルー監督がセルティックからトッテナムに向かったことで、古橋亨梧はこの夏の去就を騒がれている。恩師の新天地に加え、先日はヴァンサン・コンパニ監督率いるバーンリーからの関心が報じられた。

 だが、『Football Insider』は6月26日、セルティックのブレンダン・ロジャース監督は、古橋を放出しない方針だと報じた。「セルティックを欧州の強豪とするために、フルハシをとどめることで前任者の仕事の上に築いていきたいと望んでいる」という。

【PHOTO】2023年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
 一方、セルティックの宿敵レンジャーズでかつて活躍した元スコットランド代表のバリー・ファーガソンは、少なくともトッテナムに移籍することはないとの見解を示している。

 ファーガソンは『Daily Record』で「勘違いしないでほしい。彼はセルティックで素晴らしかった。それは疑いない。仕事ぶりや姿勢がね」と、古橋の活躍を認めたうえで、「キョウゴがトッテナムでプレーするとは思えない。彼らはワールドクラスだ。ハリー・ケインやソン・フンミンたちがいる」と述べた。

「ロジャース体制で誰が残り、誰が去るのか、予算はどれくらいなのかを見るのは興味深い。予算なしで彼がスコットランドに来るとは思わない」

 28歳の古橋にとって、プレミアリーグ挑戦は大きなチャンスだろう。一方で、昨季ノーゴールという悔しい結果に終わったチャンピオンズリーグで雪辱し、セルティックのさらなる飛躍に貢献して、クラブのアイドルとしての立場をさらに強めていけるなら、それも素晴らしい機会となる。

 指揮官交代で周囲が騒がしい夏、古橋がどのような決断を下すのか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「なんという男」セルティック古橋の公式戦全34ゴール!

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!

次ページ【動画】セルティック古橋の全34ゴール!

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事