ポルトガル１部ポルティモネンセのGK中村航輔に、トルコの名門が興味を示しているようだ。

　今季、ポルティモネンセで３シーズン目を戦った中村は、チームの守護神として公式戦32試合に出場した。また、先日の日本代表６月シリーズでは、約２年ぶりに代表に復帰。ペルー戦（４－１）では、フル出場を果たして勝利に貢献している。

　現地時間６月25日、ポルトガルメディア『A BOLA』は中村について、「この日本人GKがポルティモネンセで過ごした好調なシーズンは、代表に復帰するまでに至り、多くのクラブが彼に注目している」と報道。そのなかで、トルコの名門フェネルバフチェも興味を示しているという。
 

　中村は先日、リーグ・アンの強豪リヨンが獲得に乗り出していると報じられていた。同メディアは移籍の可能性について、こう見解を示している。

「リヨンに続き、フェネルバフチェが興味を示している。しかし、ポルティモネンセは、現在の2025年までの契約、4000万ユーロ（約62億5000万円）の契約解除条項を盾に、中村を不可欠な選手と考えており、手放すつもりはない

　そのため、リヨンが350万ユーロ（約5億4000万円）のオファーを提示し、即座に拒否された後、フェネルバフチェは大幅に高い金額を提示しなければならないことをすでに知っている」

　果たして今夏、28歳GKのステップアップは実現するか。その去就に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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