トッテナムに渡ったアンジェ・ポステコグルーの後釜として、セルティックの監督に４年ぶりに復帰したブレンダン・ロジャースが、"覚悟"を示した。英紙『Daily Mail』が６月26日付けで伝えている。

　スコットランド屈指の名門は2022-23シーズン、チャンピオンズリーグは惨敗に終わったものの、国内では他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せ、３冠を達成した。ただ、その立役者となった絶対エースの古橋亨梧や旗手怜央をはじめとした複数の中心選手は、ポステコグルー率いるトッテナム行きが盛んに報じられている。

　新チームでも主軸として活躍が計算できるだけに、引き抜きに遭えば痛手に違いないが、北アイルランド人指揮官は、状況に応じた対処に強い自信を持っているようだ。
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「話し合いの過程で、私たちがマーケットで置かれている立場や、リクルートがいかに上手くいっているか知った。（採用担当の）マーク・ロウウェルは、獲得可能な選手のパイプラインを持っている。彼が成し遂げてきたこと、開拓してきた市場は本当に目を見張るものがある。

　聞いてくれ。クラブにトッププレーヤーがいれば、常に他から注目を集めるものだ。選手たちは非常によくやっている。良い選手はいつだって人を惹きつける。でも、私はそんなことは心配していない」

　名前こそ出さなかったものの、ロジャース監督は日本代表選手が抜けた場合をある程度想定しているはずだ。各クラブの思惑が、複雑に交差する今夏の駆け引きに注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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