「アルゼンチンへの愛と興奮」“塩振りおじさん”がW杯決勝後の騒動を語る「他に1000人以上いたのに、私だけだと」

2023年06月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「チームの多くはレストランに来ている。他人とは思えなかった」

W杯トロフィーにキスをする塩振りおじさんこと、ギョクチェ氏。(C)Getty Images

 塩振りおじさんこと、ヌスレット・ギョクチェ氏が、批判を浴びたカタール・ワールドカップ(W杯)での行動を語った。英メディア『talkSPORT』が6月25日付けで伝えている。

 ステーキ店を展開し、癖の強い塩の振り方で広く認知されるギョクチェ氏は、カタールW杯の決勝を現地で観戦。アルゼンチンがフランスとの死闘を制すと、ピッチに足を踏み入れ、優勝した選手や国家元首らしか触れることが許されないトロフィーを手に取り、キスまでしたのだ。

 渦中の人となった39歳のトルコ人は、『The Times』のインタビューで「アルゼンチンへの愛と興奮が結びついたんだ。アルゼンチンは大好きだし、住んでいた経験もある。応援に行ったんだ。チームの多くはレストランに来ている。他人とは思えなかったよ。特別な瞬間だった」と当時を回想。そのうえで、こう不満をぶちまけた。
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「ワールドカップを観戦した人は20億人…私について話す人は何人いるのだろう? 50億人だよ。全世界だよ。宣伝のためにピッチに立ったわけではなく、感情のままに動いた。ちょっとしたサプライズだったね。ピッチには少なくとも他に1000人以上の人がいたのに、人々は私だけだと思わせるんだ。

 私は決して、誰かより目立とうとは思わなかった。注目されるのは好きじゃなかった。誰も蹴っていないし、何も盗んでいない」

 大のサッカー好きであるギョクチェ氏は、今後も大舞台に姿を見せるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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