「トミヤスが先発していれば防げたかもしれない」アーセナル失速の一因は冨安健洋の離脱と海外指摘!「重要な教訓を与えた」

2023年06月25日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ベンチの層を増やすことを優先すべき」

3月に戦線を離脱した冨安。(C)Getty Images

 アーセナルの冨安健洋は3月に行なわれたヨーロッパリーグのスポルティング戦で右膝を負傷し、手術を受けて2022-23シーズンを一足先に終えた。

 優勝したマンチェスター・シティとリーグタイトルを競ったアーセナルはシーズン終盤に失速。冨安とウィリアム・サリバのDF2枚が離脱したのが響いたとの声は少なくない。

 海外メディア『Opera News』が6月24日に掲載した、「なぜマンチェスター・ユナイテッドとアーセナルがペップ・グアルディオラの時代に終止符を打つことができる唯一のチームなのか」というオピニオン記事の中でも、両守備者の欠場について触れている。

「アーセナルは2004年のインベンシブルズ以来となるプレミアリーグのタイトル獲得へ向けて順調に進んでいた。しかし、彼らはシーズン終盤につまずいて重要な勝点を失い、そこから学ぶべき重要な教訓を与えた」
 
 同メディアは「ミケル・アルテタ監督のチームはシティよりも1試合負けと引き分けが多かったが、サリバかトミヤスが先発していれば防げたかもしれない」と指摘。こう続けている。

「アーセナルはこの移籍市場でベンチの層を増やすことを優先すべきであり、それが成功すれば、彼らは(王者シティにとって)無視できない戦力となるだろう」

 冨安の復帰時期を巡っては、情報が錯綜している。最終ラインならどこでも機能する日本代表DFが開幕に間に合わないようだと、アーセナルにとっては小さくない問題となるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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