「才能がある」プレミア2クラブが田中碧に関心と英メディア報道!2部降格のレスターも興味「ポテンシャルは十分」

2023年06月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タナカは頭角を現してきている」

シーズン終盤は怪我で戦線を離脱した田中。(C)Getty Images

 イングランドからの関心報道は、新たな挑戦への扉となるのか。

 ドイツ2部のデュッセルドルフに所属する日本代表MFの田中碧に、プレミアリーグや2部チャンピオンシップの複数クラブが興味を示しているという。

『FOOTBALLFANCAST』が英紙『Telegraph』の報道として伝えたところによると、今季のプレミアリーグで2部降格の憂き目に遭ったレスターが田中に関心を寄せている。

 レスターはマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカを新指揮官に招へいし、早々の1部復帰を目指す。

 FOOTBALLFANCASTは「2022年ワールドカップでの議論を呼んだゴールでスペインを撃破したタナカは、頭角を現してきている。プレミアリーグやチャンピオンシップのクラブから関心を寄せられている」と報じた。

「ポテンシャルを十分に示し、移籍する完璧なタイミングかもしれない。W杯での成功を経て、彼はレベルアップを強く望んでいるだろう」

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 同メディアは「ドイツ2部からイングランドに移籍させるのは強引かもしれないが、マレスカの下で働くのは多くの選手にとって魅力的だろう」と続けている。

「レスター新監督が輝き、2部での重要なシーズンを前に、タナカのような選手を加えるプロジェクトを立てるかもしれない。長い夏が控える中、日本代表は大きな決断を下すことになりそうだ」

 一方で、ウェストハム専門サイト『WEST HAM ZONE』は、ドイツ紙『Rheinische Post』の報道として、ウェストハムやフルアムが田中に注目していると報じた。ドイツ紙によれば、具体的なオファーはなく、デュッセルドルフは最低でも300万ユーロ(約4億2000万円)以上の条件を求めるという。

 WEST HAM ZONEは、田中がプレミアリーグで戦っていくには、今季の数字を改善させる必要があると指摘。そのうえで、「だが才能ある選手で、24歳だけに今後は向上あるのみ」ともつけ加えた。

 9月で25歳になる田中は、ブライトンでブレイクした幼馴染の三笘薫のように、イングランドの地でさらなる飛躍を目指すのか。今後の進展が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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